歯科衛生士法
今年の夏、歯科の材料屋さんからお中元をいただきました。
そこには社長からの挨拶状も同封されていました。
いつもなら、お中元の試供品だけをもらい、
挨拶状には目を通さないのですが、
スタッフの一人がいいことが書いてあると、
わたしに読むように促しました。
そこには、歯科衛生士法がいつできたか?
誰が作ったのかについて書かれていました。
わたしは全く知りませんでした。
歯科衛生士法は昭和23年にできたそうです。
作ったのはマッカーサーです。
わたしは、あんまり歴史に詳しくなかったので、
なんで、日本の法律を外人が作ったんだと、
違和感を持ちました。
賢明な皆さんならご存知でしょうが、
昭和23年は日本はアメリカに占領された状態で、
独立国ではなかったのです。
独立したのは昭和28年だったそうです。
ちょっと政治的な発言をしますが、
今の日本国憲法も日本人が作ったものではありません。
わたしは、そんなもんをいつまで大事にするんだ?
と思っています。
やはり戦後70年。
日本人の手で日本国憲法を作るべきだと思います。
ではなぜ、そのタイミングで歯科衛生士法を作ったのでしょう?
それは、マッカーサーが会う日本の政治家の口臭が酷かったからです。
会う政治家みんな口臭がしたそうです。
それで、日本人の将来のためにと、
歯科衛生士という職業を作ったのです。
アメリカ人による法律ですが、
これについてはよかったと思います。
そして、このことを教えてくれた
歯科材料屋の社長は、日本人の口腔内の意識については
悲観的です。
5年後には東京オリンピックが開催されます。
今でさえ、銀座、新宿、渋谷、池袋、秋葉原、浅草と
外人が大勢来日しています。
日本の食文化、人間性、文化に触れ、
概ね満足しているようです。
国に帰ったら、日本はいいところだったと話すでしょう。
そして、もっと大勢の外人が来日します。
オリンピックでもより大勢の外人が来るでしょう。
日本の「お、も、て、な、し」に満足するはずです。
でも、概ね日本はよかったけど、
日本人の口は臭かったと言われたらどうでしょう。
材料屋の社長もすごく心配していました。
言われてみれば、わたしも心配です。
わたしは常々、日本人の3人に1人は
口臭を気にしていると書いていますが、
小林製薬の調べでは80%の日本人が
口臭に悩んでいるという報告があるのです。
わたしはこれからの5年間で口臭で悩んでいる方を
ゼロにするよう精進努力していきたいと思います。