メニュー

「硬い物が食べにくい」「最近よくむせる」

[2025.07.24]

それ、お口の老化=オーラルフレイルかもしれません

年齢を重ねると、「食べにくくなった」「滑舌が悪くなった」「水を飲んだときにむせる」など、口の機能が少しずつ衰えていくことがあります。これを「オーラルフレイル(口の虚弱)」といいます。

最初は小さな変化ですが、放っておくと食事がしづらくなり、栄養不足や筋力の低下、さらには外出や会話も減ってしまい、心も体も衰えていきます。

オーラルフレイルが引き起こす悪循環

お口の機能低下は、次のような悪循環を招きます。

  • 口の機能が落ちる
  • 噛めない・飲み込めない・話しにくい
  • 食欲が落ちる・人と話さなくなる
  • 筋肉や体力が低下
  • 転倒・寝たきり・要介護へ…

このように、お口の衰えは全身の衰えの始まりでもあるのです。さらに進行すると、誤嚥(ごえん)性肺炎を起こしやすくなり、命にかかわることもあります。

早めの気づきと予防がカギ!

オーラルフレイルは、早いうちに気づいて対策をすることで、回復・予防が可能です。次のようなサインがあれば注意しましょう。

  • 硬い物が食べにくい
  • よく食べこぼす
  • むせやすくなった
  • 滑舌が悪くなった
  • 食事に時間がかかる
  • 口が乾きやすい

こうした症状があるときは、歯科医院での相談をおすすめします。

今日からできる予防法

  • 毎日の歯みがきで口の中を清潔に
  • よく噛んで食べる習慣をつける
  • 「パ・タ・カ・ラ」体操で口の筋肉を鍛える
  • 会話や歌、笑顔で表情筋を使う
  • 定期的な歯科検診で早期発見・ケアを

お口の健康は、体と心の元気の入口です。
「年だから仕方ない」とあきらめず、口の機能を守って、健康でいきいきとした毎日を送りましょう!

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME