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口の乾燥と口臭(お酒編)

[2015.11.05]

お酒を飲むと、息が臭くなります。
終電近くの中央線の中は酒臭いです。

わたしは酒を飲まないので、すごくわかります。

木馬歯科の口臭外来を受診する方の中に、
どんな時、口臭を意識しますか?
という質問に対して、

「お酒を飲んだ時」と答える方がいます。
どんな回答でもいいのです。

わたしは、酒を飲んだ相手も臭いんだから
気にしなくてもいいと思うのですが、
患者さんが、どうにかしたいと言うのなら、
どうにかしなくてはいけないのです。

アルコールが体内に入ると、
アルコールを分解します。
中学の理科で「加水分解」ということを習ったと思います。

これは、アルコールを分解する時に、
水を消費しますよ。
ということです。

ですから、喉が渇くというか、
口の中が乾燥するのです。
そして口臭につながるのです。

モンダミンとかラボリスのような
うがい薬にもアルコールは入っています。

ですから、一瞬は爽やかになっても、
すぐに口の中は不快になります。

加水分解で水を消費したならば、
同量の水を飲むということが、
口の乾燥を元に戻すことになります。

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