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スマホ口臭ってなに?

[2025.09.24]

「スマホ口臭」とは、スマートフォンなどのデジタル機器を長時間使うことで起こりやすくなる口臭のことです。「デジタル口臭」と呼ばれることもあります。普段何気なく使っているスマホが、実は口内環境に悪影響を及ぼしている可能性があるのです。

どうしてスマホで口臭が強くなるの?

うつむき姿勢による唾液腺の圧迫

スマホを見るときはつい顔を下に向け、うつむき姿勢になりがちです。その姿勢が耳下腺や顎下腺といった唾液腺を圧迫し、唾液の分泌が減ります。

会話や咀嚼が減って口の筋肉が動かない

スマホに集中していると、会話しづらくなり、口や舌の筋肉を使う機会が減ります。その結果、唾液の分泌も減ってしまいます。

交感神経が優位になり、ネバネバした唾液が増える

スマホ操作中は脳が集中状態にあり、交感神経が優位になります。それにより、口の中にネバネバした粘液性の唾液が増えてしまい、本来のサラサラ唾液(漿液性)が減り、浄化作用が弱まります。

唾液が減って雑菌が増え、口臭が悪化する

唾液には口の中を洗って清潔に保つ働きがあります。唾液が減ると雑菌が増え、特に嫌気性菌(空気を嫌う菌)が臭いの強いガスを作り、口臭を強化してしまいます。

スマホ口臭のにおいって?

ある歯科医院では、「スマホ口臭」は硫化水素のような温泉や硫黄臭に似たニオイと表現されています。

どれくらい使うと要注意?

歯科医院の調査では、1時間以上スマホを使い続けると口臭の数値が上がるという報告があります。たとえ一旦中断すれば数値は下がりますが、再び使うとまた上がる傾向が見られたそうです。

予防・改善するには?

以下のセルフケアが有効です:

  • 姿勢を正しく:目の高さまでスマホを持ち上げ、うつむき姿勢を避ける。
  • こまめに休憩:15~30分ごとに休憩を挟み、首や肩、顔をリラックスさせましょう。
  • 水分補給を忘れずに:口内の乾燥を防ぎ、唾液の働きを助けます。糖分のないものがおすすめです。
  • ガムを噛む:唾液分泌を促し、口の乾燥を防ぎます。シュガーレス、キシリトール配合のものが望ましいです。
  • 唾液腺マッサージ・舌体操:耳下腺や顎下腺への軽いマッサージや、舌を動かすストレッチで唾液の分泌をサポート。

まとめ

「スマホ口臭」とは、スマートフォンなどの長時間使用によって唾液の分泌が減り、口内が乾燥して雑菌が繁殖し、特に硫黄のような口臭を引き起こす現象です。原因には、うつむき姿勢、会話や咀嚼の減少、交感神経の緊張状態によるネバネバ唾液の増加などが関係しています。

スマホを使い続けると、1時間以上で口臭が増すというデータもあります。予防策としては、姿勢を改善し、こまめな休憩と水分補給、ガムや唾液腺ケアなどが有効です。

「便利なスマホ」だからこそ、その使い方に少し気をつけて、口内の健康を守りましょう。必要であれば、当院でも口腔ケアや習慣見直しのご相談に乗ります。

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