木馬歯科通信24号 発行日平成15年6月4日

 

今月はむし歯予防週間もあり一年で一番歯に関心が寄せられます。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

少し古い資料なのですが、多分皆様ご存知ないと思いますので発表します。
第154回国会参議院予算委員会からのものです。平成14年7月11日のものです。
いきなり話が固そうでしょ。
桜井議員、質問に対する坂口厚生労働大臣答弁からです。
前略、、、「この歯科医療の重要性というのは、今まで口の中だけの問題だと
いうふうに思っていたけれども、そうではなかった。体全体に影響することである
ことはだんだん明瞭になってきたと思っております。」
これってすごく重要なことなのですが一般の人で目にした方はいるでしょうか?
たぶんいないでしょう。

簡単に説明すれば、医療費の増加はもうたくさんである、このままでは医療制度が
崩壊するばかりでなく、国が破産してしまう。そこで出た発言だと、わたしはみて
いるのです。
わたしが20年前学生だったころは、糖尿病の人は歯周病に罹りやすいとか、心臓病の
人は抜歯後に注意が必要などと言われていましたが、現在は歯周病が糖尿病や心臓病
の原因になることもある、とまで言われています。昔のコマーシャルで「リンゴをか
じると血が出ませんか?」と言う歯磨き粉のものがありました。
出血するとは毛細血管が破れるわけです。歯周病の方ですから当然口の中は歯周病菌
だらけです。その菌は毛細血管から侵入して体中をかけめぐるわけです。ありとあら
ゆる病気の原因になる
はずです。「病気になりますか?それともブラッシングしますか?」もっとわかりや
すくはっきり言いましょう「死にたくなければブラッシングしましょう。」これなら
はっきりしますね。

ここ数年、日本は元気がありません。老人の介護、年金の将来の破綻、教育の問題、
わけのわからない難病。不安なことが多いわけです。まだ双子のおばあちゃん、金さん、
銀さんが元気だったころダスキンのコマーシャルに出て、ギャラを500万円もらったそう
です。そこでレポーターがインタビューしたのです。「もらったお金はなにに使います
か?」とそうしたら二人とも笑顔で「老後にそなえなー」と名古屋弁で答えたのです。
なんとも笑っていいのかどうなんだか。結局将来の不安が日本を暗くしているのです。

ゆらぎのない健康、これはある程度、努力で獲得できます。お口の健康が体全体の
健康につながるのです。

前々回に禁煙の話をしましたが、ニコチンは肺ガンの原因ばかりでなく、口腔粘膜か
ら心臓にかなり早く吸収されますよ。7月からは20円値上げだそうじゃないですか?
これを期にやめましょうよ。1年間の禁煙でハワイに行きましょう。
健康な人を増やして健康保険料を下げさせましょう。健康な老人を増やして介護保険料も
値上げさせないようにしましょう。「よーく考えよー、お金は大事だよ」とテレビの
コマーシャルでも言っていました。
とくにサラリーマンの方は給料明細を睨んでください、国に対して、市や県に対して、
健康に対して、介護に対してどれだけ差し引かれているか。手取りだけを見るのでなく関心
を持ってください。

健康な人を増やして日本を豊かにしていきましょう。
もう一度言います。「明るい日本はブラッシングから」

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